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京阪600形電車〔本形式が製造された当時、京阪は正式な形式称号に「型」を使用しており、竣工時は「600型」であった。その後、鉄道事業法の施行に際して形式称号を「形」に変更した。本記事では現在の「形」で記載する。〕(けいはん600がたでんしゃ)は、1984年(昭和59年)に登場した京阪電気鉄道の石山坂本線用の電車(路面電車車両)。 300型・260形の車体を流用して製造された。当初は大津線(京津線・石山坂本線)全区間で運用されていたが、京津線の京都市営地下鉄東西線乗り入れ開始以降は、石山坂本線のみでの運用となっている〔『私鉄車両年鑑2013』、イカロス出版、2013年、68頁〕。 == 投入の経緯 == 大津線車両のサービス改善を図るために〔京阪電気鉄道(株)鉄道事業部技術課「車両総説」、『鉄道ピクトリアル2009年8月臨時増刊号』第822巻、電気車研究会、2009年 53頁〕、1984年から1988年にかけて導入された。大津線初の冷房車である。製造順に以下のように分類される。 * 1次車: 4本(601・602 - 607・608) * 2次車: 2本(609・610、611・612) * 3次車: 2本(613・614、615・616) * 4次車: 2本(617・618、619・620) 1次車は300型、2 - 4次車は260形の車体を流用して製造されているが、書類上は新製扱いとなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「京阪600形電車 (3代)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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